ニットを中心としたアパレルコレクション「NAKAGAMI」

株式会社NAKAGAMI Laboratory

ニットを中心に経年変化を楽しみながら10年後も着ることのできる、環境にやさしい洋服を特色としたレディース服を展開してきた『NAKAGAMI』が、今回そうした思想は維持しながらもメンズラインを打ち出しました。

都内には日本のファッションブランドを支える、優れた技術・ノウハウ・美意識を持った生産事業者が、23区内の下町地域を中心に残っています。『NAKAGAMI』は、都内のニット事業者、縫製事業者、テキスタイルメーカーと協力し、機能的でストーリー性のある商品を追求しています。

10年後も着ることができる洋服というコンセプトを活かし、ファッション業界全体としての課題である環境問題に対応しながら、サステナブルなファッション商品を選ぶという顧客ニーズに応えています。

理念・ビジョン

メンテナンスをして、大切に育てて着る洋服

『NAKAGAMI』は、デザイナーの中神一栄氏がニットを中心に、伝統的なアイテムをベースに現代的な視点から再構築したコレクションを展開しているアパレルブランドです。
普遍的な概念やアイテムを解剖しつつ、そこにモダニティをプラスしたデザインにシンパシーを感じます。

シグネチャーアイテムのプリーツスカートにはラバープリントが施されており、着用することでプリントがひび割れし、徐々に雰囲気が変化していくことを楽しむことができます。

メンテナンスをしながら、大切に育てて行くような洋服。そして、経年変化を楽しめる洋服。
そんな新しさを感じながら、環境対応を意識した10年後も着ることのできる服が理想だと考える『NAKAGAMI』が、ブランドとしての思想は維持しつつも時代に求められているメンズラインを本格的に展開し、これまで男性向けにあまり取り入れられてこなかった光沢・メタリックを独自性とする素材などを強調したデザインを打ち出していきます。

作り手のこだわり

デザイン性だけでなく機能性にもこだわりを

ブランド商品を購買する男性は、女性に比べて商品の機能的特長やデザインの背景などをより強く意識する傾向があるようです。
つまり、商品を裏打ちするストーリーや理念へのこだわりが、女性よりも強いとされているのです。
そういった違いを意識して、消臭性・吸水性などの機能性と、今までにないようなデザインといった独自性が共存した製品を生み出す技術を可能とする事業者と協力しながら、新しいデザインを生み出しています。