
新宿区の地場産業に「染色業」が指定されているように、江戸小紋の染めは、良質な水を求め神田川やその支流の妙正寺川に隣接した地域に多くの工房が構えられてきました。
廣瀬染工場でも四代にわたり妙正寺川が流れる新宿区の工房にて江戸小紋を染めています。
江戸時代からの粋な美意識を反映する江戸小紋は、長い伝統に培われ、確かな技術に裏打ちされており、色彩豊かで、繊細で、文様に思いが込められていることが特徴です。
極彩柄が手染めされた文様には、こだわりや遊び心も見え隠れします。
今回、廣瀬染工場の初の試みとして、江戸小紋の中でも珍しい様々な柄と鮫柄を重ねた「二重鮫」という染めの技法に加え、フランスの空気感を纏った色づくりを試みました。
海外の高いデザイン志向に歩み寄れるよう、江戸時代からの染めの技法はそのままに、フランスの伝統色やモードカラーからインスピレーションを受けてストールやネクタイを染め上げています。
廣瀬染工場でも四代にわたり妙正寺川が流れる新宿区の工房にて江戸小紋を染めています。
江戸時代からの粋な美意識を反映する江戸小紋は、長い伝統に培われ、確かな技術に裏打ちされており、色彩豊かで、繊細で、文様に思いが込められていることが特徴です。
極彩柄が手染めされた文様には、こだわりや遊び心も見え隠れします。
今回、廣瀬染工場の初の試みとして、江戸小紋の中でも珍しい様々な柄と鮫柄を重ねた「二重鮫」という染めの技法に加え、フランスの空気感を纏った色づくりを試みました。
海外の高いデザイン志向に歩み寄れるよう、江戸時代からの染めの技法はそのままに、フランスの伝統色やモードカラーからインスピレーションを受けてストールやネクタイを染め上げています。
理念・ビジョン
伝統と革新

江戸小紋(東京染小紋)のルーツは、遠く室町時代にさかのぼります。
広く普及したのは江戸時代はじめ、武士の礼装である裃(かみしも)の染めがおこなわれるようになってからです。
やがて、江戸時代中頃から町人文化が栄えると小紋染めは庶民生活にも広がり、おしゃれを楽しみたい江戸の人々の願いから、江戸の美意識が育ち、文様に思いが込められた粋なデザインが生まれました。
江戸小紋(東京染小紋)の技法を守りつつ令和の感性で新たなデザインを生み出す意気込み、手仕事を通じた自らのアイデンティティの発露という意味でも、現代にこそ求められているモノづくり、生き様ではないかと廣瀬染工場では考えています。
廣瀬染工場では、伝統工芸の確かな技術を継承しつつ、洋装や海外向けのデザインをこれからも発信し続けます。
広く普及したのは江戸時代はじめ、武士の礼装である裃(かみしも)の染めがおこなわれるようになってからです。
やがて、江戸時代中頃から町人文化が栄えると小紋染めは庶民生活にも広がり、おしゃれを楽しみたい江戸の人々の願いから、江戸の美意識が育ち、文様に思いが込められた粋なデザインが生まれました。
江戸小紋(東京染小紋)の技法を守りつつ令和の感性で新たなデザインを生み出す意気込み、手仕事を通じた自らのアイデンティティの発露という意味でも、現代にこそ求められているモノづくり、生き様ではないかと廣瀬染工場では考えています。
廣瀬染工場では、伝統工芸の確かな技術を継承しつつ、洋装や海外向けのデザインをこれからも発信し続けます。
作り手のこだわり
創業百周年を節目として気持ち新たに

廣瀬染工場は、2018年に創業百周年を迎えました。その記念エキシビションでは、これまで当たり前として行ってきた染めの工程をあらためて見直し、常識を問うような試みにも挑戦しました。
ー何を残し、何を変えるか?ー
極小でありながら、計り知れない拡がりをもつ江戸小紋は、星と宇宙にもたとえられます。
ー色づくりや染めの技法をさらに深く追求し、江戸小紋の繊細さと壮大さを、全世界に問いたい。伝統と革新を意識しながら未来へと繋げていきたいー。
室町時代から受け継がれてきた伝統工芸を次のレベルへ、との思いが商品一つ一つに込められています。
ー何を残し、何を変えるか?ー
極小でありながら、計り知れない拡がりをもつ江戸小紋は、星と宇宙にもたとえられます。
ー色づくりや染めの技法をさらに深く追求し、江戸小紋の繊細さと壮大さを、全世界に問いたい。伝統と革新を意識しながら未来へと繋げていきたいー。
室町時代から受け継がれてきた伝統工芸を次のレベルへ、との思いが商品一つ一つに込められています。