




株式会社 虎屋
黒川 光晴
おいしい和菓子を喜んで召し上がって頂く
とらやは室町時代後期の京都で創業し、以来、五世紀にわたり和菓子屋を営んでまいりました。 後陽成天皇の御在位中(1586~1611)より、御所の御用を勤めています。 また、京都妙心寺の『正法山誌』には「市豪虎屋」の名とともに、慶長5年(1600)関ヶ原の戦で、西軍の 石河備前の守を「虎屋」がかくまった故事が記されています。明治 2 年(1869)、明治天皇の東京遷都にお供して、京都の店はそのままに東京に進出しました。 「おいしい和菓子を喜んで召し上がって頂く」これが、とらやが大切にしてきた理念です。 日本文化のひとつでもある和菓子をどうぞお楽しみください。
作り手のこだわり
虎屋の菓子づくり
「おいしい和菓子を喜んで召し上がって頂く」。 この実現のために愚直なまでに真面目に取り組む姿勢こそが、 脈々と続いてきた虎屋らしさです。 おいしい菓子をつくるためには、原材料の吟味や調達、職人の技術、 より良い菓子をつくりたいという心意気、そして、徹底した衛生管理が必要です。 菓子づくりの先には、それを手にしてくださるお客様がいらっしゃる。 お客様が実際に召しあがる場面を思い描きながら、 細部まで妥協せず誠実に菓子をおつくりしています。 菓子づくりに終わりはありません。
和菓子の原材料は、小豆をはじめとした天然素材。そのよしあしは、菓子のできあがりに影響するため、最良の原材料を安定的に確保することが重要です。虎屋は、素材本来の持ち味を生かし、保存料や香料等の添加物を避け、最もおいしい状態で召しあがっていただくことを第一に、菓子をつくってきました。
それが実現できるのは、良い菓子をつくるうえでの素材の重要性を理解し、手間をかけて生産してくださる方々の存在があってこそ。日本の伝統的な食材を大切に育み、存続させたいという想いから、契約栽培の体制をとるなど、産地との連携を継続しています。
お問い合わせ
- 設立日
- 室町時代後期
- 資本金
- 2,400万円
- 会社事業概要
- 和菓子製造販売
